【7つの習慣】7つの習慣 会社、家庭、個人、人生のすべてで成功するための原則

”「7つの習慣」は極めて重要な本になっています。ビジネス書としては全世界の歴史上最高の売上を誇り、著者のコヴィー博士は英国の「エコノミスト」誌によれば、世界で最も影響力のあるビジネスの思想家と評価されています。しかし、何もこの本はビジネスに限った話ではありません。会社、家庭、人間関係など、私たちの人生のすべての大切な側面を取り上げており、激しい変化の時代にあって充実した、人間らしい生活を営む道を示してくれています。経営者、ビジネスマン、OL、専業主婦、学生、自分の現在の職業は何であれ、この本を読むことにより、大きな利益を得ることができるはずです。”

「7つの習慣」はじめに より引用



成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである。彼らにしてみても、必ずしも好きでそれを行なっているわけではないが、自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させているのだ。



「7つの習慣」の前に意識すること

問題の見方を「インサイド・アウト」に変える

コヴィー博士は、1776年のアメリカ合衆国の建国以来、アメリカで出版された「成功」に関する文献をすべて徹底的に調査する研究を行った。つまり、自己改善や一般向けの心理学、あるいは自助努力などの分野で、何百冊という本・記事・論文などに目を通し、その中身を調べた。

「成功」についての書物を200年分さかのぼってみると、驚くべき傾向が隠されていることがわかった。

最近の50年間の成功に関する文献の内容は、成功のためのイメージの作り方、テクニック、応急処置的な手法を説明しているだけに過ぎなかった。その場しのぎの薄っぺらなもので、その問題のもとにある慢性的な原因には全く触れていないため、その問題が何度も再発することになるのだ。こうしたアプローチを、個性主義と呼ぶことにした。

一方、初めの150年間の文献はそれとは著しく対照的なものであり、人格主義と呼べるものであった。誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律などが成功の条件として取り上げられていた。この人格主義では、「成功」といわれる人生には、その裏付けとなる原理原則(以下、原則と呼ぶ)があり、その原則を体得し人格に取り入れる以外に、人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れる方法はないとしている。

インサイド・アウトとアウトサイド・イン

インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということであり、自分の根本的なパラダイム(世界を見る見方)、人格、動機などを変えることから始めるということである。

このアプローチによれば、あなたがもし幸せな結婚生活を送りたければ、積極的なエネルギーを生み出し、消極的なエネルギーを消し去る「伴侶になる」ということである。

インサイド・アウトの考え方では、私的成功が公的成功に先立つ。つまり、他人に対して約束をし、それを守る前に、まず自分自身に対する約束をし、その約束を守らなけらばならない。人格よりも個性を優先することは愚かなことであり、自分自身を改善せずに他の人との関係を改善しようとすることは意味のないことである。

コヴィー博士は、外(アウトサイド)からもたらされた永続的な問題解決や幸福、成功は目にしたことがないという。

アウトサイド・イン(外から内へ)のやり方の結果としてコヴィー博士が見てきたのは、被害者意識に悩み自由を束縛された不幸な人々であり、自分の上手くいかない状況の責任を周りの人や環境のせいにする人々であった。相手がまず変わることをお互いに要求し、相手の罪を言い立て、相手を正そうとする。

現代社会のパラダイムとなっている個性主義と、それに伴う強烈な条件づけの結果、インサイド・アウトの考え方はほとんどの人にとって大きなパラダイム転換となる。しかしながら、個人的な経験、また何千という人々と接触してきた経験と、歴史上成功を収めた人々や社会の研究から見て、「7つの習慣」を構成する諸々の原則は、すでに私たちの良心と常識の中に存在している。それを意識し、育成し、最も深い問題に対処するためには、全く新しい、いっそう深い、インサイド・アウトの考えのレベルへのパラダイム転換が必要なのである。


第一の習慣 主体的である

自分の性格や行動は自分の選択の積み重ねの結果であるので、自分の選択を意識して行動する。人間も動物であるから、環境や刺激に「反応」してしまい、気分を害したりすることもある。刺激に反応したことを自覚すれば、刺激に対する行動は自分で選択できる。自分のやり方が変われば、相手も変わる。

主体的に行動して他人や周囲を変えるイメージを、コヴィー博士は「影響の輪」を使って説明している。

まず、外側に、自分の関心のあるものとないものを分ける境界である「関心の輪」があり、その内側に、自分が大きく影響できるかできないかを分ける境界である「影響の輪」がある。

関心があっても影響を及ぼせない物事にやきもきしても仕方がない。それよりも、自分が影響できる物事に対して主体的に行動し、率先力のエネルギーを発揮すれば、周囲に変化が起こり、影響の輪を広げることができる。

始めは影響を及ぼすことができる範囲は小さいが、小さいことから始めることで、徐々に影響の輪を広げていくことができ、大きな影響を及ぼすことができるようになる。


第二の習慣 生産的な前進のために「終わり」を設定する

すべてのものは2度つくられる。例えば、家を作るときは、まず頭の中で完成後をイメージして設計図をつくる(知的創造)。その後、実際に工事が行われる(物的創造)。

目的が明確になっていると、たとえ歩みが遅くても、その目的に向かって前進することができる。目的が明確でない場合、いくら進むスピードが速くても、目的地にたどり着くことは無い。


第三の習慣 最優先事項を優先する

人間活動は4つの領域に分けられる。緊急でないが重要なこと(将来の成功につながること、本当にやりたいこと)に使う時間を増やす。

第一領域

緊急で重要なこと:締め切りのある仕事、大事な人との急な約束、病気や災害など

他の人に割り振るなどして、減らすようにする。

第二領域

緊急でないが重要なこと:人間関係づくり、仕事や勉強の準備や計画、健康維持や自己啓発など

この時間に成長のカギがあるので、増やす。

第三領域

緊急だが重要でないこと:日々の電話や会議・報告書、重要でないメールの返信、突然の来客対応など

効率化を推進するなどして減らす。

第四領域

緊急でも重要でもないこと:待ち時間、テレビやネットを見続ける、だらだらとゲームや携帯電話を使うなど

できるだけ減らす。


第四の習慣 WIN-WINを考える

「勝者がいれば、必ず敗者がいる」と考えるのは間違いである。双方にメリットがある道が真の正解。場合によっては、「取引しない」という選択もあり得る。

人間関係の6パターン

・自分も相手も勝つ(Win-Win)

・自分も相手も負ける(Lose-Lose)

・自分が勝ち、相手が負ける(Win-Lose)

・自分だけの勝ちを考える(他人の不幸や迷惑などに関心がない)(Win)

・自分が負けて、相手が勝つ(Lose-Win)

・双方に利益があると合意に達しなければ取引をしない(Win-WinまたはNo Deal)

「与える人」がもっとも豊かになれる。


第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される

相手を理解しない人は理解してもらえないので、「話す」より「聞く」ことから始める。

会話の段階

レベル0:無視する
レベル1:聞くふりをする
レベル2:選択的に聞く
レベル3:注意して聞く
レベル4:感情移入して聞く→WIN-WINの関係へ

「聞く」とは相手の目線で世界を見ること

自分の世界を通して相手の世界を決めつけてはならない。相手の目線で世界を見る。

4段階の聞き方

1 話の中身を繰り返す
2 話の中身を自分の言葉に置き換える
3 相手の感情を反映する
4 自分の言葉に置き換えつつ、感情を反映する


第六の習慣 シナジーを創り出す

シナジーとは、個別のものを合わせて個々の和よりも大きな成果を得ること。シナジーを創り出せば、今まで存在しなかった新しいものを生み出すことができる。シナジーの本質は、「違いを尊重すること」にある。

人との相違点に価値を見出さない人がとりがちなのが「妥協」である。妥協では、個々の力の和よりも小さな結果しか得られない。

妥協ではなく、お互いに納得できる「第三の案」を生み出すためには、コミュニケーションの度合いがカギとなる。

コミュニケーションの度合い(3つのレベル)

防衛的コミュニケーション:一方が勝ち、もう一方が負ける(Win-Lose)関係。相手を警戒し、隙を見せまいとする守りのコミュニケーション。

尊敬的コミュニケーション:妥協的関係。相手を信頼し、協力的な態度で臨むが、相手を「立てる」意識が強いため、深く感情移入するまでには至らない。

シナジー的コミュニケーション:互いに尊敬し、協力し合うことで生まれるコミュニケーション。互いの相違点をよく理解し、そこから大きな成果を引き出そうとする。


第七の習慣 刃を研ぐ

体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)の4つの側面でバランスよく刃を研ぐ(自分の器を育てる)時間をとる習慣。


参考文献

7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー、ジェームズ・J・スキナー著、川西茂訳 1996年12月25日 初版第1刷発行


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